最近の日本株の激しい動きを見て思うこと
最近、テレビのニュースをつければ日本株が上がったの下がったのと、大騒ぎである。
私も76年ほど生きてきて、少しばかりの株の売り買いを経験したことがあるが、最近の数字の動きを見ていると、本当に目まぐるしいと思うのだ。
昔、まだ私が現役で働いていた頃、ちょっとした小遣い稼ぎのつもりで株に手を出したことがある。
少し上がれば自分が商売の天才にでもなったかのように有頂天になり、翌日に下がれば世界が終わったような顔をしていた。
偉そうに語っている私も、実は大損して妻に内緒で定期預金を崩したという、実に情けない失敗談の持ち主なのだ。
あの時は本当に胃が痛かったものである。
| 時期 | 株価が上がった時 | 株価が下がった時 |
|---|---|---|
| 若い頃の私 | 気が大きくなり、無駄な買い物をする | ご飯の味がしなくなり、ため息ばかりつく |
| 今の私 | 「おや、景気がいいな」と他人事のように眺める | 「まあ、そういうこともある」とお茶をすする |
こうして比較してみると、我ながら少しは成長したのかもしれない。
いや、ただ単に歳をとって、数字を追いかける体力がなくなっただけなのだろう。
今の若い人たちがスマホを片手に一喜一憂している姿を見ると、微笑ましくもあり、かつての自分を見ているようで少し心配にもなる。
まあ、これは私の勝手な言い分であって、人それぞれ自分の金は好きに使えばいいのだ。
大損して学ぶこともあれば、大儲けして人生が変わることもあるかもしれない。
私に言えるのは、たまには画面を見るのをやめて、美味いお茶でも飲みなさい、ということくらいである。

