ベテラン痛風マン

痛風。25年以上前、40代後半にデビューした。
寝起きに左足親指のねもとが痛い。真っ赤に腫れている。
 前日も午前様なので酔って、ベッドに足を打ち付けたものとカン違い。一歩も歩けないのでトイレまでホフク前進。

近くの独身友人に事の次第を携帯連絡したら10分後ニヤニヤしてきてくれた。
 お土産に「オレンジ袋の錠剤 ひとつぶ」くれた。

「ついに仲間入りだね」と言われた。
 もらった「ひとつぶ」を飲んでみた。ところが不思議不思議。
 ものの30分もたたないうちにスーッと痛みがひいた。
 魔法のようだ。

独身友人はついでに手作りの外出用スリッパまでプレゼントしてくれた。
この画像は市販品を拝借してますが友人手作り品と似ています。

当時スマホがなかったがパソコンでブログがはやっていた。      
 その名は「痛風友の会」。面白くて見てて飽きない。
 「やっちゃった!!昨夜 ビール5杯と酎ハイ5杯、豚骨ラーメンとレバーと砂肝3本、最後にいくらおろし食ったら朝ばっちり発症。原因解明!!」とか。


 
「痛風の夫の妻です。夫と晩酌ビールが生きがいだったのですが痛風旦那は断酒。帰宅前にかくれて飲んでる私は悪い妻ですか?」などなど。

 

 
その後、年に1回は発症している。
 合計20回程度だ。ベテランになるとテクニックがある。
 それは前日の晩のデリケートな感覚である。
 猛烈な痛みとは対照的な、あの「ムズムズ感」が出てくるのだ。
 すかさず、魔法のコルヒチンを一錠飲む。ほとんど発症しない。だから常に5錠ほどは備蓄しておく。もちろん出張の折は持参していく。

発症したら諦めるしかない。
 水をがぶがぶ飲めとか、足を上にあげて寝ろとか、患部を冷やせとか、いろいろ言われているが効果はない。ロキソニンなどの鎮痛薬は多少役に立つが、あまり効かない。
 出勤するときは堂々と痛風スリッパを履いて仕事する。

過去海外行く直前に発症した時は焦った。
 思い切って以下の事を試したが大成功だった。すぐ靴がはけた。
 機会があればどうぞ自己責任でお試しください。
それは患部にブスっとブロック注射をぶっさすことです。仲の良い医者見つけてください。



今でも年1回はクリニックで健康診断受けているが、常に尿酸値は高い。
今回も10.3

すなおに尿酸値下げる薬を飲めば半年後には基準の7.0mgまでは落ちるだろう。

締めの結論:痛風発作の主な原因は過労と深酒でしかない!!